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2011年7月14日木曜日

綿糸相場とタオルの価格について!

綿織物商品の価格が昨年後半から今年にかけて暴騰致しました!

我々の業界でありますタオル業界も綿糸の暴騰に悩まされ、毎月価格修正を実行しなければ採算が合わない状態が長く続き、タオルの原価も2倍程に暴騰すると言う非常事態になってしまいました。

円高で、デフレの時代にタオル類~綿織編み物の価格の原価が暴騰する事態に、流通の末端に近い御客様程、なかなか理解して頂く事ができず、我々の様に主業が貿易業の会社は中国等々国内外の協力工場さんからの価格アップ要請と、御客様からの値上げに対する反発の間でとても苦しい立場に陥ったのが現状でした。

しかし、やっと綿糸相場の暴騰もストップし、やっと値下がり方向に進んできております。

しかし、その根下がった綿糸を使って実際に織物を織りだすのは、もう暫らく先(約数カ月)の話となります。

よって、綿糸相場下落の恩恵を受けられるのは早くて9月~10月頃になるのではないでしょうか?

また何かの要因により綿糸相場が高騰しない事を願うばかりです。

弊社ではタオル類全般のOEM別注生産委託を国内外で数多く承り、多くの実績を積んで参りましたが、近年来のマイクロファイバーの技術の向上並びに綿糸と比較致しまして価格安定中の高機能繊維を使用し、綿糸100%のタオル製品類同様に、あらゆるサイズの商品に応用し御活用して頂きたいと願っております。

綿製品は綿(天然繊維)独特の心地好い肌触り、風合いと機能が備わっています。

同じく改良されたマイクロファイバーのタオルも繊維のみならず、後加工によりシャーリングしたり、起毛したりと、独特の機能が備わっています。

大昔はウールの毛布が主流であったものが、今現在ではアクリル毛布が主流になったように・・・もしかすると十数年後には、タオル製品類もポリエステルのマイクロファイバーの素材が主流になっている時代が来るかもしれません。

まるでメガネ拭きが現在殆どマイクロファイバーで、私が幼少の頃よく目にした、メガネ拭きが今現在見なくなったように・・・時代の移り変わりには逆行出来ないのかもしれません・・・

弊社では、今現在、欧米でもロシアでも大流行中のマイクロファイバーの素材を活用し、ジャンボバスタオルからバスタオル類~スポーツタオルやロングタオル~マフラータオルやハンドタオル~ミニタオルまで幅広く受注生産する事が可能です!

・・・と申しますのは、綿織物の場合は縦糸の通し方を決めタオルの幅を限定した上で製織を開始しますので、長さを変更できても、織幅を容易に変更する事は至難の業です。

しかし、横編み&丸編みの編み物は、編み立てた後に裁断縫製致しますので、生産ロットに見合う御注文を頂けた場合には割と容易にサイズの変更が可能となります。

この事は製造上の特徴であり、本来大ロットの別注OEM生産しか受注しない中国等海外の工場でも織物と比較致しまして、サイズの変更が理論上容易と言う事になります。

勿論、理論上容易で簡単にできるはずだと思っても、工場の姿勢により何万枚ロット以上出ないと製造出来ないと言われてしまえばそれまでですが・・・

今回は、綿糸相場の現状と、マイクロファイバーの大まかな御話しをさせて頂きましたが、詳しくは当社に何なりと御気軽に御問い合せ下さい。

天然繊維・合成繊維の糸素材~織物・編み物・数々の後加工仕上・色々なプリント加工・縫製~後々のリネンサプライ様~クリーニング工場様での対洗濯性~耐久性~堅牢度等々・・の全般的な事柄を誰よりも把握した上での物作りを実行する事ができます。

**********************企画・開発・製造・直輸入・卸・事業を通じ地域社会に貢献致します!**********************

(タオル類・キャラクター商品・生活雑貨)企画開発・製造加工・直輸入在庫大卸
別注(OEM)生産&直輸入代行

清水産業株式会社 代表取締役社長 清水謙一

清 水 産 業(香港)有 限 公 司
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